雇用統計は今回が良かっただけでなく、過去の数字も大幅上方修正 : Market Hack

金曜日に米国の雇用統計が発表されました。 １月の数字が良かっただけでなく、去年の通年の数字もかなり上方修正されました。 先ず１月の非農業部門雇用者数は＋２４．３万人でした。市場予想は＋１４万人でした。１２月の実績は＋２０．３万人ですから更に改善したことになります。 民間部門雇用者数は＋２５．７万人でした。市場予想は＋１６万人でした。また１２月の実績は＋２２万人でしたから、こちらも１２月から１月にかけて改善したことになります。 さらに２月の雇用統計発表時には例年、過去のデータの大幅な改訂がなされる月として知られています。今回は２０１１年のデータに関して合計＋１９．２万人の上方修正が入りました。下のグラフの「２月改訂分」、つまり薄い水色がそれです。 なお去年の２月の大幅改定時には青の破線で囲ったように大幅な下方修正だったことも思い出して頂ければ幸いです。（＝対比を明瞭にするため、今回改定分のう

[perfectspell]

米を失業率で称賛するのは誉め殺し。リーマンショック前の2008年8月と現在を失業率で比べると日本は4.0%→4.6%(15%悪化) 米は5.8%→8.3%(43%悪化)。FRBが自認しているように米の雇用回復は非常に遅い。

[yasudayasu]

QEなんて無駄だ！金融政策なんて効果に乏しくバブルの危険を高めるだけだ！と喚いていた人たちって今ごろ息してるんだろうか？ユーロ危機という外需環境も最悪な中で2009年央～末より続く着実な雇用の回復。

[zoom_bolt]

１月の非農業部門雇用者数は＋２４．３万人でした。市場予想は＋１４万人でした。