悪役には「ずれ」がある。主役には欠落がある - レジデント初期研修用資料

漫画原作者である小池一夫 さんの「主人公には弱点を。敵役には欠点を」という教えは、シンプルなのにとても深いなと思う。物語を作る側ではなく、読む側からそれを改変すると、主役には「欠落」を、敵役には「ずれ」を、になるのではないかと思う。 悪の組織は素晴らしい 主人公に立ちはだかる「悪の組織」を束ねるのは、理想の上司と形容されるような素晴らしい人物でないといけない。 「ブラック企業」に代表されるような、部下をこき使う、魅力のかけらもないような人物を悪の黒幕として設定すると、主役の戦いに大義が生まれない。 ブラック企業の上司は、部下となった人たちから選択肢と睡眠時間を奪う。部下に対して、組織に賛同する意思を引き出すのではなく、「組織に賛同しない」という選択肢を奪おうとする。物語ではたいてい、主人公は悪の組織に何かを奪われた存在として描かれるけれど、「ブラック企業」的な組織の末端には、やはり大切な何

[IkaMaru]

真っ黒な悪の組織なんてザラにあるけどなあ。虐げられてる末端もやっぱり民衆を虐げる悪党なだけで

[sharia]

理屈はあってるんだけど、具体例に落としこむのは難しいかなあ・・・。なんかこういう難条件を見ていると、ディックがほとんどSF的な整合性を気にせずめちゃくちゃな設定でSFを量産していた理由が見えた気がした……

[jakuon]

s

[Rikerike]

ディセプティコンとオートボットですね。わかります

[sggy]

"問題と対峙した主人公には「普通に解決する」という選択肢がない。"／"主人公には、欠落に見合った「能力」が付加されることになる。"