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ワーキングメモリと発達障害(ADHD・アスペルガー) | ベーコンラボ京都駅
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ワーキングメモリと発達障害(ADHD・アスペルガー) | ベーコンラボ京都駅
認知心理学の分野で使われる構成概念である。作業記憶、作動記憶と呼ばれる場合も多い。思考や認識、課... 認知心理学の分野で使われる構成概念である。作業記憶、作動記憶と呼ばれる場合も多い。思考や認識、課題作業時に一時的に情報を保持し、さらに保持 した情報を選択、操作するための過程や構造である。脳機能・解剖額的には前頭前野を制御処理の中心に頭頂葉、側頭葉、後頭葉、大脳基底核、辺縁系などと相 互に連絡しながらリカーシブに機能する機構であると考えられている。 ワーキングメモリの概念 ワーキングメモリ研究は脳損傷例における症例分析から、イメージング課題研究、またはサルを使用した破壊実験など多様な方法で行われている。近年で は自閉症、アスペルガー障害、ADHD、学習障害、などの発達障害との関連も注目されており、臨床・指導的意義の大きい研究分野となっている。人の志向性 が高い思考に当たる過程と考えられ、『知性の座』としてたとえられる場合もある。(注)研究領域の違いによっては、単に短期記憶と呼ぶ場合も多い。