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高知の県立・市立図書館合築・一体化問題の本質は何か - ほどよい司書の日記
高知のこの問題は、どういうわけか全国的な話題にされていない。 なぜか? 全国の他の地域では考えられ... 高知のこの問題は、どういうわけか全国的な話題にされていない。 なぜか? 全国の他の地域では考えられない問題だからだ。 高知の問題は実は「図書館の問題」ではない。図書館サービスや図書館政策に本当に関心のある人が行政当局にも県民にもほとんどいないのだ。 高知の図書館の利用率は恐ろしいほど低い。図書館自体が貧弱だから仕方ないのだが、もともと本と縁遠い土地のようである。 高知県は学力も沖縄の次に低い。 知的関心自体が低い土地柄でもある。酒は東京に次いで消費量が多い。東京は、全国から人が集まって酒を呑んでいるわけだが、高知はそういうわけではない。高知県内では高知ナンバーの車ばかりである。そんなに全国から人が集まるところではない。 つまり、日本一酒飲みで学力が低く本を読まない県ということである。 こういうところでは、図書館が合築だの単独だの、どうでもいいと思っている人が大半だろう。 そういう背景・風土
2013/03/18 リンク