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理系のための英語講座
理系のための英語講座 いまや国際化の大号令のもと、社会人の出世にまで英語能力の向上が求められていま... 理系のための英語講座 いまや国際化の大号令のもと、社会人の出世にまで英語能力の向上が求められています。それでは、一般社会よりも国際化が進んでいると思われる研究者の世界はどうでしょうか。実は、大きく遅れているというのが実態なのです。 日本人は英会話は下手だが、大学の高等教育を受けた人は、英語を書くのはかなり得意だと思われがちです。しかし、残念ながらこれも正しくはありません。ある海外の論文雑誌では、はっきり日本人だけを名指しにして、論文を投稿する前に、native speakerに英文チェックを依頼するよう明記しています。それだけ、日本人英語が問題視されているわけです。 実は、米国の友人から「日本人が書く特許明細は、英語ではない」と指摘されたこともあります。私も長年、欧米のジャーナルの編集委員を務めていますが、日本人の投稿論文には、英語と呼べないものがかなり含まれています。 それでは、高等教育