サン・セバスチャンへ、ようこそ＆瞳をとじて＆海の上のピアニスト＋α１７８(今時の女優について８(安藤サクラさん①) : 新映画云々雑感

今回は、既に映画監督としての評価が確立している人の作品を３本紹介します。 ２本が新作。１本が旧作です。 力のある監督の作品なので当然つまらなくはないのですが、どんな名匠にも全盛期というのはあるもので、そのため特に新作については、ついその頃の作品と比べてしまい、力の衰えを感じてしまうことがあるのです。人間誰しも老いることによって感性が鈍るし、作品を創り上げるための様々な能力も衰えます。それは、どんな大監督であっても抗うことのできない必然なのです。 一方でそうした人達に代わって若い新たな才能が常に芽吹いてくることもまた事実です。 それが自然の摂理であることは十分承知しているのですが、それでもそのことに対して一抹の淋しさを感じずにはいられません。今回、巨匠たちの手掛けた作品を観て、そんな気持ちになりました。 ①サン・セバスチャンへ、ようこそ 敬愛するウディ・アレン監督の新作なのだが・・・ STO

[navix]

“何所にでもいそうな女優で、観客を惹きつける魅力は持ち合わせていなかった。上に書いたMeToo運動の煽りで、力のあるスターから出演をボイコットされているためだとは思うが、それにしても”