検察は反省することがあるんでしょうか？ - 村野瀬玲奈の秘書課広報室

1974年3月19日，知的障がい者施設の甲山学園で女児（当時12歳）と男児（当時12歳）が園内の浄化槽から溺死体で発見されました。警察は浄化槽のマンホールが閉められていたいたことから殺人事件と断定し，捜査を開始しました。犯人が外部から侵入した形跡はなく犯人は内部の者だと警察は見込みました。アリバイが不明だった女性保育士（当時22歳）を最終的に犯人と断定し，4月7日に殺人容疑で逮捕し連日10時間を超える取調べを行いました。アメとムチにより保育士は自白に追い込まれました。検察官は自白の供述内容が曖昧で辻褄が合わなかったために嫌疑不十分として保育士を釈放し，起訴しませんでした。保育士は本件逮捕・勾留は不当な人権侵害だとして国家賠償請求訴訟を提起しました。同訴訟では学園長と同僚の保育士が保育士のアリバイを証言しましたが，逆に偽証であるとして学園長と同僚保育士は偽証罪で起訴されました。保育士の不起訴

[zakinco]

『公務員組織の具体的な現実の誤動作や機能不全が発覚した時に、組織としての反省と矯正に必ずつなげることを義務付ける制度や習慣が必要であると思います』同意