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ヒルズな人たち 2006-12-09-2 [書評・感想] ■佐々木俊尚 / ヒルズな人たち―IT業界ビックリ紳士録 「グーグル」[2006-04-23-1]、「検索エンジン戦争」[2005-10-11-2]、 「ウェブWeb2.0は夢か現実か？」[2006-09-04-2]などで、 この業界では有名な佐々木俊尚さんが2005年5月に出した本。 きっちり取材した良著です。 ホリエモンの逮捕前の本なので若干内容は古めだけど、 それは流れの速いこの業界ではやむをえないですね。 成功者の話を読んでるとクラクラしてきます。 六本木ヒルズにある六本木レジデンスは平均賃料100万円台。 そこに住んでいるある起業家の話がプロローグに。 「毎月百万円も二百万円も家賃に払うなんて馬鹿げている。 もっと有意義なカネの使い方があるはずだ」 と思っていたが、自分が金銭的に成功を収めると、

[blackspring]

　「彼曰く、『年収が億の単位を超えると、百万円や二百万円といった額のカネはもうどうでもよくなるんです。使ってもカネはほとんど減らないし、安いところをわざわざ探すのさえ面倒になる』」

[pho]

金銭感覚が違う