福島第一原発で作業員死亡 今年に入って2件目

東京電力福島第一原発で廃炉作業をしていた60代の男性作業員が倒れ、その後、病院で死亡しました。 東京電力によりますと、8日午前8時前、福島第一原発の正門の外にある事務棟の近くで男性が倒れているのを作業員が発見しました。男性は心肺停止状態で、病院に運ばれましたが、午前10時すぎに死亡しました。死因は分かっていません。男性は60代で、原発の敷地の隣に建設中の事務棟の屋内で空調設備を取り付ける作業をしていました。2カ月前から福島第一原発で働き、7日も夕方まで9時間ほど勤務していたということです。作業をしていたのは放射線量が規定値より低い区域で、着用義務のない全面マスクはつけていませんでした。2カ月間の作業時間内の個人線量計の合計値は、ほぼゼロだったということです。福島第一原発での死亡事故は、3月に作業員が土砂に埋まって死亡して以来、今年に入って2件目です。

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（　福島第一原発　／　廃炉作業　／　六十代男性　）

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うーむ、やはり労働環境全般の問題なのだろうか・・・