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東京理科大、水を分解し水素ガスをつくる光触媒開発にメド - ニュース - nikkei BPnet
東京理科大学理学部応用化学科の工藤昭彦教授の研究グループは、紫外線や可視光の照射によって水を分解... 東京理科大学理学部応用化学科の工藤昭彦教授の研究グループは、紫外線や可視光の照射によって水を分解する反応を起こして水素ガスを発生させるタンタル酸ナトリウム系などの光触媒の開発にメドをつけた。水素ガスをつくる新しい手法を提案し、実用化に向けて共同研究相手としての企業の参加を求めている。 現在、燃料電池の燃料ガスなどに用いる水素ガスをつくる製法の実用化開発が進んでいる。現在開発中の水素ガス作製法の多くは石油や石炭、天然ガスなどの化石燃料から水素ガスをつくるのに対して、「今回開発にメドをつけた水素ガス作製法は水から常温・常圧で水素ガスをつくるため、化石燃料に依存しない点が優れている」と工藤教授は力説する。 紫外線光に反応する光触媒は、NiO/NaTaO3:Laと表記されるタンタル酸ナトリウム複合酸化物。骨格となるNaTaO3の粉末は直径が1〜5マイクロメートル程度の粉末であるのに対して、Na(ナ
2005/11/10 リンク