ハロマンスの効果と副作用: 精神科のお薬大辞典

＜ハロマンス（ネオペリドール）について＞ 統合失調症に適応のある抗精神病薬。 ハロペリドールの薬理作用が長時間持続する筋肉内投与製剤であり、抗精神病薬の長期投与が必要な慢性患者で、服薬状況がよくない患者を対象に投与されます。 持効性製剤のため副作用への注意が必要で、最終用量は血中濃度のモニタリングや、症状への効果を見ながら行われます。 ＜ハロマンス（ネオペリドール）の副作用＞ 錐体外路症状（舌のもつれ、顔や首がこわばる、落ち着かなくなる、震え、無表情になるなど）が起こることがあります。 ＜ハロマンス（ネオペリドール）の服用のしかたと留意点＞ 月１回筋肉内に投与します。 投与が長期に及ぶため、同一部位への連続注射による膿瘍形成を予防するため、注射部位のローテーションをすることが必要です。