７１、「最良のパートナー」について: オニシカ

自由を求めようとすると、結果的に１人に なってしまう。 大したことではないが、誰かと一緒にいると、 腹が減って大好きなカレーライスを食べたいと 自分が思っても、相手の大好きなラーメンを食べ なくてはならない事態になるものである。もし、 多くの人が所属する団体の中にいたなら、 カレーライスどころか、すでに献立が決めてあって、 食べる場所、食べる時間、食べ終わる時間、 さらに食べ方まで指定されている場合だってある。 団体行動には束縛が多い。 社会という大きな団体においては、すでに、 あれはダメ、これはダメと、様々な決まりごと があって、なかなか自由を感じる事はできない。 また、世間の目は、ちょっとした自由にも敏感で、 地べたに座ったり、鼻にピアスをしたり、挨拶を しないだけでも、「それはよくない」と言われる。 男が家事・育児をし、女が働きに出るという家庭 に抵抗を持つ人も、いまだに多いと思われ