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ART TOUCH 絵画と映画と小説と
この展覧会の一番の目玉は《印象Ⅲ(コンサート)》(1911年)だろう。 しかし、私が一番つよく惹きつけられ... この展覧会の一番の目玉は《印象Ⅲ(コンサート)》(1911年)だろう。 しかし、私が一番つよく惹きつけられたのは、《コッヘル---まっすぐな道》(1909年)だ。 《印象Ⅲ(コンサート)》は、シェーンベルクのコンサートに行って、その印象を絵画化したものだという。彼は共感覚の持主だったそうだが、多くの評論家がカンディンスキーの『芸術における精神的なもの』の絵画理論にもとづいて評論を書いている。たいていは、形態と色彩の心理学を文学的修辞に書き換えたものだ。 画家の絵画論ほどアテにならないものはない。自分で描いて、自分で言っているのだから、間違うはずはない。以前にも書いたけれど、岡本太郎が「芸術は爆発だ!」というので、彼の絵を見たらやっぱり爆発していたなんてことがあった。 《印象Ⅲ(コンサート)》はまったくの抽象画とはいえない。グランドピアノや観客や柱らしきものが識別できるからだ。しかし、これが