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ART TOUCH 絵画と映画と小説と - 【上野の森美術館大賞展】③: 佐藤順子《1年D組》と会田誠《灰色の山》 詰襟と背広
柿栖恒昭は絵画表現を「表情表現」と「その他の表現形式」の二つに大きくわける。そして、その他の表現... 柿栖恒昭は絵画表現を「表情表現」と「その他の表現形式」の二つに大きくわける。そして、その他の表現形式というのはセザンヌの「モーメント表現」、マチスの「パターン表現」、マグリットの「意味表現」、ジョーンズの「素材表現」の四つで、どれにも表情表現がなく、無表情だ。表情があると自分たち独自の表現形式の邪魔になるからだ。(注1) 佐藤順子はマチスが好きだという。マチスの好きな女流画家は多いけれど、マチスを理解している画家は少ない。三岸節子の赤は表情があるし、辰野登恵子の抽象画には重さがある。 佐藤順子が最初に気付いたマチスの「無表情表現」は色彩ではなく、顔と手足の省略だった。顔はへのへのもへじになり、しまいにノッペラボウになった。手足も省略され、指は数本の線になった。顔と手にはもともと強い表情があるので、視線が惹きつけられるのを避けるためだということはすぐに理解した。 佐藤の《1年D組》と会田の《
2014/03/26 リンク