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エネルギーの地産地消の行方[前編]
日本の風力発電の象徴的な土地、山形県立川町(現・庄内町)の風車を初めて見たのは、2001年(平成13年... 日本の風力発電の象徴的な土地、山形県立川町(現・庄内町)の風車を初めて見たのは、2001年(平成13年)10月のことだ。新庄から酒田に向かう陸羽西線の車窓に数本の風車が回っている姿を見て、ちょっとゾクっときた。1990年代半ばから欧州を訪ねるたびに風力発電用の風車がどんどん増えていることに感心したが、日本では、なじみのない風景だっただけにとても新鮮だった。 この日は環境シンポジウムでのスピーチのために酒田市を訪ねたのだが、風車を近くで見たいと思い、レンタカーで立川町役場(当時)を訪ねた後、風車のある現場に着いたのは日没後になってしまった。しかし、夜間照明に浮き上がった風車がゆるゆると回るシーンは、なんともファンタスティックだった。自宅の屋根に太陽光発電パネルを載せた直後のことだっただけに、そうか、風車は風さえあれば夜間でも電力を生み出すのだと変な感心をしたものだった。地球温暖化防止京都会議
2007/08/20 リンク