押していい捨て印、押してはいけない捨て印 | 解決！法律塾

社会生活を送るうえで、様々な申込書や契約書に印鑑を押す機会は少なくない。その際、どうしてこんな場所に印鑑を押さなければならないのかと思った経験はないだろうか。例えば「捨て印」と呼ばれるもの。当事者氏名に添えて押した印鑑を、その書面の隅などにも押印する場合を指す。 企業法務などに詳しい、リーバマン法律事務所の石井邦尚弁護士は、「捨て印」の意味についてこう説明する。 「捨て印とは、その書面に関して、ある程度まで訂正して構わないという権限を与える趣旨で押す印鑑のこと。もっとも、その趣旨を知らずに捨て印を押す人もいるだろうが、もし争いが裁判所に持ちこまれれば、国内の取引慣習などを前提に、やはり書面の訂正を容認する意思が表示されていると解釈される可能性が高いだろう」 つまり、捨て印は、書面の内容に誤りがあって書き直すときに、訂正印として流用することができるのである。 削る個所には二重線を引き、追加す

[tgk]

「削る個所には二重線を引き、追加する文字は付記する。その際、欄外に押された捨て印のそばに「一字削除」「二字追加」などと訂正状況を記すことにより、捨て印を押した本人が訂正に同意した体裁をとる」

[betelgeuse]

メモ。

[theblackcoffee]

見てる:

[nii]

恥づかしながら初めて意味を知りました。

[CavalleriaRusticana]

　　「捨て印とは、その書面に関して、ある程度まで訂正して構わないという権限を与える趣旨で押す印鑑のこと。」

[fumofff]

捨て印の意味ってこんなのだったのかぁ

[TsumuRi]

《捨て印とは、その書面に関してある程度まで訂正して構わないという権限を与える趣旨で押す印鑑》裁判ざたになったときに問題になる場合があるとかないとか。ぎええ。

[kanimaster]

甲乙1部ずつ保有する契約書はともかく、金融機関の申込書類の場合は捨て印は押してはだめです。

[lsty]

「最終的にはケースバイケース」←夢オチ級のクラクラ感を味わった。

[karatte]

「最終的にはケースバイケース。事案ごとの背景を勘案したうえで裁判所は判断を行う。よって、事前の見切りが難しいグレーゾーンがどうしても残る」