産業用ロボット、サービスロボット、その他ロボット関連 ニュース: 2008.12.15 オムロン、センサと発電機能など2cm角にモジュール化する技術確立

オムロン(http://www.omron.co.jp/)は、センサと発電、蓄電、無線通信などの機能を2cm角にモジュール化する集積技術を確立した。振動を利用して発電・蓄電することにより、電池や配線なしでセンサネットワークの構築が行える。また、微小電気機械システム（MEMS）と信号処理ICを組み合わせた超小型センサを実装し、用途に応じた機能を搭載することができる。生産現場の状態監視用途に向け、2010年春の実用化を目指す。 「スマート・センシング・モジュール」として2cm角の原型モデルを完成し、性能確認を終えた。現在は電源としてボタン電池を用いているが、実用段階では振動を電力に変換する小型発電デバイスを、蓄電には開発中の3mm角のキャパシタを使用する。発電デバイスの上に特定用途向けICやメモリを積層し、その上にセンサやキャパシタなどを実装した構造となる。 シリコン貫通配線技術を確立、感知部

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