Each One Teach One アルケミスト～夢を旅した少年～

アルケミストは最近読んだ本の中でも、やはり感銘を受ける名著だった。 「自らの運命を本気で追い求めると、全宇宙が自らを助けてくれる。」 それってすごい共感する。 純粋に何かを追及すること。 打算なしで夢を追いかけること。 妥協せずに挑戦すること。 失敗してもそこから何かを学んで次に向かうこと。 自らの運命を追い求めるって決して簡単じゃない。 理屈だけじゃ必ずどこかで心が折れる。 だけどこの物語の主人公であるサンチャゴ少年はそれを達成する。 そして最後に自らが夢見た場所にたどり着く。 その過程で私が特に好きになった場面があったのでここで紹介したいと思う。 以下本文要約： ある少年が世界で最も賢い男から幸福の秘密を学びに彼の城へ出向いた。 そこで賢者は、少年に一つの課題を課す。 宮殿をあちこち見て周り、2時間したら戻って来いと。 「その際には2滴の油が入ったスプーンを持ち、油がこぼれないように持

[mobanama]

後半のような解釈を読むと、ほほうと思わんでもないが、"自らの運命を本気で追い求めると、全宇宙が自らを助けてくれる"ってとこが無根拠のおとぎ話だから、逆に違和感を感じたんだよなあ。