県内温室ガス、過去最高 目標を１９％超過 - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース

社会 県内温室ガス、過去最高 目標を１９％超過2008年12月4日 地球温暖化が世界的問題となる中、県内の温室効果ガス排出量は２００５年度（最新値）１年間で１４４４・６万トンに上り、過去最高に達したことが３日までに県の調べで分かった。県が温室効果ガスの削減に向け、基準年度に設定している００年度よりも１２・３％増え、増加の一途をたどっている。県は１０年度までに１１６５・８万トンまで削減する目標を掲げているが、目標を達成するには１９・３％減らす必要があり、厳しい状況に陥っている。 温室効果ガスの約９７％を占めるＣＯ２（二酸化炭素）について、排出量の多さを排出先の分野別に見ると、家庭や事業所の自家用車など運輸部門が最も多く２８・２％、次いで商業やサービスなどの民生業務部門が２７・１％、家庭での冷暖房や給油、家電など民生家庭部門が２２・２％、製造業や建設業などの産業部門が１４・６％などと続いた