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1144 夜 | 松岡正剛の千夜千冊
今夜は柳田国男の『海上の道』をもって、いったん「千夜千冊」を擱筆するつもりでとりあげようと思って... 今夜は柳田国男の『海上の道』をもって、いったん「千夜千冊」を擱筆するつもりでとりあげようと思っているのだが、その前に少し書いておきたいことがある。何にも煩わされることなく柳田や折口を読んでいたころがひたすら懐かしいということだ。 早稲田で折口信夫の『国文学の発生』にちょっとふれたのが最初だった。田中基君に薦められたのだが、あまりに突然に目眩く古代日本のカレイドスコープに一挙に突入したためか、すぐにはハンドリングできなかった。ついで、全集を入手したこともあって南方熊楠に耽溺し、それから一段落して折口全集に入っていって、それがずいぶん続いた。ぼくには南方と折口が先だったのだ。 何がきっかけか忘れたが、そのあとやっと柳田をポツポツ読み始めたのである。その最初が薄っぺらな角川文庫の『桃太郎の誕生』だったことをよく憶えている。日本にもシンデレラや赤頭巾と似た話があって、灰かつぎ姫や馬琴の『皿皿郷談』