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12月31日:甘いものは別腹の分子機構(Cell Metabolism2月号掲載予定論文) | AASJホームページ
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12月31日:甘いものは別腹の分子機構(Cell Metabolism2月号掲載予定論文) | AASJホームページ
明日から正月。どうしても食べすぎる日々が続く。 さて、満腹になった後でもデザートが出ると、甘いもの... 明日から正月。どうしても食べすぎる日々が続く。 さて、満腹になった後でもデザートが出ると、甘いものは別腹とついつい食べてしまうのはなぜだろう。こんな疑問の手がかりになる論文が、デンマーク・コペンハーゲン大学とアイオワ大学のチームから発表された。タイトルは「FGF21 mediates endocrine control of simple sugar intake and sweet taste preference by the liver(FGF21は肝臓から分泌される単糖と甘いものへの好みを調節するホルモン)」だ。 現役時代は内分泌や代謝の研究論文を読むことはほとんどなかった。この論文のタイトルにあるFGF21を見ても、まさか線維芽細胞増殖因子の一つが代謝や脳のコントロールに効くとは想像もしなかった。しかし、飽食の時代だ。私たちの食欲についての研究はかなり進んでいる。 この論文の目的