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企業は自社の製品やサービスを、どの程度までコントロールすべきか。ハヤカワ新書juiceの第3弾『インタ... 企業は自社の製品やサービスを、どの程度までコントロールすべきか。ハヤカワ新書juiceの第3弾『インターネットが死ぬ日』の中に、こんな一節があります: 20世紀初頭の米国では、電話網だけでなく電話網につなぐ機器までAT&Tが独占的に管理していた。電話機はすべてAT&Tからのレンタルであり、電話機の改造は禁じられていた。AT&T電話警察が改造の取り締まりをしていたわけではないが、ハッシュ・ア・フォンなどの電話用アクセサリーの売り手は攻撃された。ハッシュ・ア・フォンとは1921年に考案された製品で、近くにいる人に聞こえないように会話をするためのものである。要するにユーザーの口まで覆うじょうご型のプラスチックを送話口に取りつけて声がもれにくくするもの。12万5000個以上も売れたという。 当時のAT&Tは電話サービスの独占的プロバイダーであり、米連邦通信委員会(FCC)の監視下にあった。そのFC
2009/07/14 リンク