エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
小田 光雄『出版状況クロニクルⅦ』(論創社)、仲俣 暁生『橋本治「再読」ノート』(破船房) - 鹿島 茂による読書日記 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS
記事へのコメント1件
- 注目コメント
- 新着コメント
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
小田 光雄『出版状況クロニクルⅦ』(論創社)、仲俣 暁生『橋本治「再読」ノート』(破船房) - 鹿島 茂による読書日記 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS
出版流通崩壊の前に ×月×日 年末から春にかけて、必要もないのに大出版社の文学賞受賞パーティーに出る... 出版流通崩壊の前に ×月×日 年末から春にかけて、必要もないのに大出版社の文学賞受賞パーティーに出るように努めていた。いよいよ現実味を帯びてきた出版流通の大崩壊に対して、みながどのような危機感を抱いているかを知りたかったからだ。 で、結果はというと、これが驚くほどの危機感のなさ。まさに他人事で、大出版社の社員は恒久的に身分が保証されると信じているようだ。 だが、出版流通の崩壊は悪ければ今年中、遅くても二、三年後には確実に起こる。『裸足の伯爵夫人』で、ロッサノ・ブラッツィ演じる伯爵が述懐するように「起こるべきことはかならず起こる」のだ。 というわけで、出版にかかわるすべての人に読んでもらいたいのが小田光雄『出版状況クロニクルⅦ』(論創社 三〇〇〇円+税)である。 この本を一読してわかったのは、日本の出版流通が置かれた状況を太平洋戦争のそれにたとえれば、インパール作戦とレイテ沖海戦に負けた昭和
2024/06/13 リンク