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イラストブックレビュー ぬこ ☆ れびゅ 雑読猫「ぬこさん」が様々なジャンルの本をレビューします。 本... イラストブックレビュー ぬこ ☆ れびゅ 雑読猫「ぬこさん」が様々なジャンルの本をレビューします。 本との出会いにちょっぴりお役に立てれば幸いです。 『夜行』 森見 登美彦 (著) ¥671 小学館文庫 (「BOOK」データベースより) 十年前、同じ英会話スクールに通う僕たち六人の仲間は、連れ だって鞍馬の火祭を見物にでかけ、その夜、長谷川さんは姿を 消した。十年ぶりに皆で火祭に出かけることになったのは、誰 ひとり彼女を忘れられなかったからだ。夜は、雨とともに更けて ゆき、それぞれが旅先で出会った不思議な出来事を語り始める。尾道、奥飛騨、津軽、天竜峡。僕たちは、全員が道中で岸田道生という銅版画家の描いた「夜行」という連作絵画を目にしていた。その絵は、永遠に続く夜を思わせた―。果たして、長谷川さんに 再会できるだろうか。怪談×青春×ファンタジー、かつてない 物語。直木賞&本屋大賞ダブルノミネ