『すべてのオタクは小説家になれる！』

普段何気なく行っている仕事や、生活習慣でも、人にそのことを話すと「へー、そんなことやってるの？すごいね」などと感心されることって、結構ありますよね。例えば、ＮＨＫの朝ドラを毎朝見るのが家のしきたり、なんて人がそのドラマの話を会社の同僚なんかとしていて、「マナカナの違いって口元のほくろなんだよね」などと、自分の中では常識化していることをいうと「すごいな、よく分かるな」などと驚かれたり。これこそ、「オタクのタネ」ではないかと思います。 自分の中では当たり前のことが、人にとっては異世界。その異世界こそが「オタクの結界」なのですが、結界の中で育った当人には、外との温度差は意外と分からないものです。その温度差を感知し、それを仕事に生かせれば絶大な強みを発揮できる。煮詰まっている世の中にあって、これは手に職を付けるやり方に変わる世渡り術となるかもしれません。 そのヒントになりそうな一冊をきょうは紹介し