『朝顔の手 - The hand like a morning glory -』

「神ながら 天地のいきに まかせつつ 神への心を つくせますらを」 日本文化と武道を伝える。 アジアでの合気道道場運営。 惟神霊幸倍比坐世 （かんながらたまちはえませ） 手の指を張り、親指と小指を自然にすぼめた形、いわゆる〝朝顔の手”。 指を張り、腕の力を抜く、以前はよくそんな説明を稽古でしてきた。 分析の上手な人に言わせれば、腕を伸筋優位の態勢に作り、相手との接点を作るといった説明をするのかもしれない。 しかしながら、経験を積んでゆくと、そんなことをしなくても腕を同じ状態にすることはできるようになる。 ただ単にリラックスした腕での同様の腕の使い。 リラックスした猫のような手の使いは、一見して見れば、腕が死んだ状態にあるように見えるかもしれない。 以前からのメンバーであれば、この腕の使いは、共に経験し理解していると思う。 週末の稽古で、新しいメンバーは、先の〝朝顔の手の使い”について、多く