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『池内紀「ゲーテさん こんばんは」その5』
「ゲーテは1786年9月、偽名を使って国を出てイタリアに向った。その十年ばかり前に、同じくこっそ... 「ゲーテは1786年9月、偽名を使って国を出てイタリアに向った。その十年ばかり前に、同じくこっそり国を出てイタリアに向ったフランス人がいる。マルキ・ド・サドである。澁澤龍彦が生涯つき合った人物であって、澁澤自身がゲーテについてのエッセイのなかで触れている。」 『サドもまた、イタリア憧憬ということにかけては、ゲーテにおさおさ劣らなかった。』 「サドの『悪徳の栄え』の後半には、主人公ジュリエットがイタリアを遍歴するくだりがあるが、このときのイタリア旅行の経験を踏まえてのことに違いない。とするとサドの『悪徳の栄え』と、ゲーテの『イタリア紀行』とを重ね合せて読むと面白いのではあるまいか――。」 「資質を同じくする者の勘といったもので、ひそかな『同志』を嗅ぎわけたぐあいなのだ。『悪徳の栄え』のジュリエットはヴェスヴィオ火山に登ったが、ゲーテもまた二度ならず三度まで同じ火山に登っている。『悪徳の栄え』