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『六部殺し』
日本全国に残されている民話の中に「六部殺し」と分類されるものがある。 六部とは六十六部衆を縮めた言... 日本全国に残されている民話の中に「六部殺し」と分類されるものがある。 六部とは六十六部衆を縮めた言葉で、書き写した般若経を担いで全国にあ る六十六の札所を巡礼する者のことを言う。 それを殺害する話が、いあゆる六部殺しなのだ。こんな残忍な話がどうし て全国に数多く見られるかと言えば、答えは簡単である。金を持っている 上に、身元の照会がむずかしく、しかも見しらぬ他国者だからだ。 交通網が発達する前の旅はとてつもなく大変なものだった。新幹線でわず か三時間とかからない距離も歩きばかりでは最低でも一月近くかかる。六 部となって全国を行脚するとなれば往復に一年は覚悟しないといけない。 まさに命がけの冒険だったのだ。 しかも物見遊山と違って六部は独り旅である。米や銭を恵んで貰っての旅 なのでしばしば路頭に迷う危険もある。当然家族は猛反対する。重い病気 にかかって何カ月も身動きが取れない事態にもなるだろ
2014/04/12 リンク