『救急医の立場より：大袈裟な熱中症情報にはご注意ください！！』

熱中症の時期になると、必ず常識と思われている事の正反対の記事が出てきたリ、あるいは過剰評価・過剰否定する記事も散見されます。 まず代表的なワードが、一般人が知らなくていい「水中毒」です。 こちらに関しては、私の過去ブログをご覧ください。 ⇒ 『救急医からの提言：「水中毒」と「熱中症」』 さて、今回は2つの記事を取り上げました。 まずはこちらの記事から。 ⇒ 『「首・わき・鼠径部」を氷で冷やす方法では体温が全然下がらない』 上のサイトから、写真で部分抜粋します。 記事では、通常行なわれている首・わき・鼠径部すなわち皮膚に近い所にある太い動脈を冷やしてもすぐに体温は下がらない。 効果的に体温を下げるには、2～8℃の水風呂に浸かる事としています。 上のグラフに示すように他の方法でも検討していますが、水風呂が一番だそうです。 ですがこれは危険です！！ 例えば温泉やジムなどで、水風呂に入る人もいると

[aoiyotsuba]

微妙に関係ないが、昔見た「本当は好かれてない愛人から氷風呂に騙されて入れられて、心臓発作で死んでしまうエロオヤジ」の二時間ドラマを思い出した。あのエロオヤジぶりは、子供心にも嫌らしいと思った。

[netafull]

“水風呂が必要なほど体温が上がった緊急的な状態ならば、意識障害を伴っている場合もありますし、仮に意識はあっても迷わず救急車の適応です。”