『日本囲碁ルールの最大の欠点。でも美学ゆえに捨てられない。』

今まで、何度か日本ルールや中国ルールについて触れてきましたが、日本ルールの欠点を一つ挙げておきます。 それは、終局時の死に石の判断に、対局者同士で同意する必要がある、ということです。 地中の石が、セキなのか死になのか、初心者ならずとも、級位の頃はよく分からないものです。 これはつまり、きちんと終局するためには、ある程度の棋力が必要ということ。 これ、おかしくないですか？ 棋力がないと、正しく勝敗判定もできない。 本来は、どんな棋力であっても競技できて、結果が出せる、というルールでなければ、競技人口の拡大など無理でしょう。 生まれて初めて対局したときに、「これ死に石ね」と囲まれてないのに取り上げられたときの衝撃は、一生忘れません。 セキとかそういう高尚なものではありませんでした。単に死んでただけ。笑 「マジで訳分からんし、こんなゲーム嫌い。ヤーメタ」 と思いましたが、激しい悔しさのため、継続

[zu2]

“棋力がないと、正しく勝敗判定もできない。本来は、どんな棋力であっても競技できて、結果が出せる、というルールでなければ、競技人口の拡大など無理でしょう”