『『顔のないスパイ』『フェイク・クライム』@三軒茶屋中央』

むしるの映画日記(映画を年間300本見るぞブログ) 一年間に劇場で300本の映画を観る事を目標にしています。 マイケル・ブラント 『顔のないスパイ』 マルコム・ベンビル 『フェイク・クライム』 1本目の『顔のないスパイ』は、原題の"THE DOUBLE"が示しているように二重スパイの物語である。 しかし、二重スパイが一体誰かというミステリーは作動せず、その正体は物語の前半で早々に明らかにされる。 FBIに監視されていたダーデン上院議員は、何者かによって首を掻き切られ暗殺された。 この事件をきっかけに、引退していたCIAエージェントのポール・シェファーソン(リチャード・ギア)は、CIA長官(マーティン・シーン)により再び組織に呼び戻された。 その時、ポールは長官からロシアのスパイ"カシウス"が20年ぶりに活動を再開したと知らされたが、かつてカシウスを捕り逃した経験を持つ彼は、それを決して信じ