『７年後ようやく業務停止命令 マルチ商法のユナイテッド・パワー』

彦根市などに事務所を開設し、一台四十万～五十万円台のインターネット端末機なるものをマルチ商法で販売していた「ユナイテッド・パワー株式会社」＝東京都目黒区下目黒一丁目＝が今月十日、経済産業省から特定商取引法違反で半年間の業務停止命令を受けた。 同社のマルチ商法は少なくとも過去七年間に及び、滋賀県内でも毎年七十件以上の苦情、問い合わせが県立消費生活センターに寄せられていた。平成十六年に改正された特定商取引法で、連鎖販売取引（マルチ商法、ネットワーク取引、ＭＬＭ＝マルチレベルマーケティング＝などと呼ばれる商法の法律用語）が実質禁止となったが、法改正後三年間、業務停止の行政処分が出されるまで野放しが続いていた。 同社は平成十二年二月の設立直後から全国各地で、「簡単にインターネットができる」などと触れ込み、インターネット利用経験のない若者らを勧誘。市販の低価格パソコンの機能にも及ばない箱型の商品「ｕ

[cinefuk]

友達から電話が掛かってきて「ITビジネスに勧誘されているのだが、詳しいお前に一緒に来てほしい」と言われ深夜のファミレスに出かけると、実は友達もグルではめ込んでマルチに勧誘する作戦だった。という思い出