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『アフマドネジャドとシュンペーター(2)』
「戦士階級」 さてシュンペーターの『帝国主義と社会階級』都留重人訳(岩波書店、1956年)によると... 「戦士階級」 さてシュンペーターの『帝国主義と社会階級』都留重人訳(岩波書店、1956年)によると、何らかの理由で「戦士階級」つまり戦いを生業とする人々が作り出されてしまうと、その階級は生存理由を守るために戦い続ける。古代のエジプトやアッシリアなどを例に取り、大規模な狩猟の習慣などが軍隊に類似した組織を生み出し、それが戦士階級に成長したのではとシュンペーターは推測する。また戦争のために戦士階級が生まれると、その理由は何であれ、その階級は戦争を求める。つまり戦争が階級を作り出すと、今度は階級が戦争を作り出すと論じる。シュンペーターは既に触れた古代のアッシリア人による征服戦争などを例に挙げる。その戦いは戦争のための戦争であった。征服のための征服であった。もちろん征服者は被征服者から税金を取り立てた。また宗教の改宗を迫った例もあった。しかし経済的な利潤や宗教的な理由が一番重要な理由ではなかった。