『富は労働から資本へ。クルーグマン（6）』

おやじの政治経済学 ★日本経済新聞の記事を中心に紹介したい。韓国新聞の日本語版も適宜。 ★就活学生の便宜になったらいい。 ★社会保障を応援したい 富は労働から資本へ。クルーグマン（6） ノーベル賞経済学者のクルーグマンのインタビュー。 ――日本の製造業の競争力低下の理由は円の上昇であり、技術の劣化などではない。 「日本は25年前だって、それほどの技術的優位を確立していたわけではない。 （その後の不振は）日本に大きな問題が起きたからでなく、円が強すぎたため」 「では、なぜ円が強かったのか。 名目金利は低かったが、実質金利が米国や欧州よりもかなり高かったから」 ――米国ダウ平均は史上最高値だが、今の株価はバブルか、それとも正当な水準か。 「企業の利益は伸びているからバブルには見えない。 米株高でおかしい点があるとすれば、なぜ利益がこれだけ増えたのかだ」 ――何か特別な理由はあるのですか。 「米

[maturi]

技術の進歩と、何らかの市場の力によって、労働から資本への富の再分配が起きている。 いいことではない。（） 株式市場から見る限りは、労働者から取り上げ、資本家に回すわけだから、資本の価格が上がるのは当然