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『ラベンダーのお茶をどうぞ ~オレンジ・ブロッサムと散りゆく桜~ Ⅲ-1』
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『ラベンダーのお茶をどうぞ ~オレンジ・ブロッサムと散りゆく桜~ Ⅲ-1』
夕方といっても、まだ明るかった。 僕は駅からつづく整備された歩道橋の上で、 駅から出てくる人たちを... 夕方といっても、まだ明るかった。 僕は駅からつづく整備された歩道橋の上で、 駅から出てくる人たちをながめている。 僕のいる場所は歩道橋というより ちょっとした広場になっていて、 歩道橋全体が鉄製の柵ではなく コンクリートの壁に囲まれている。 僕はそのコンクリートの壁に背を向けて立っていた。 僕の向かい側には 音楽を演奏している人たちがいる。 ギターを抱えて歌っている ストリートミュージシャンではなく ブルーグラスを演奏しているグループのようで、 よく見るとギターだけではなく フィドルやマンドリンを弾いている人もいる。 しかもよく聴いてみると、 プロ並みのかなり本格的な演奏。 それなのに道行く人は 誰一人立ち止まろうとせず通り過ぎていく。 彼らの演奏をちゃんと聞いているのは 僕だけなのかもしれないけれど、 僕にしても音楽だけに集中しているわけではない。 まだ少し時間が早いのだろうか。 でも見