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マカオの繁栄は終わったのか? サンズ・ホテルが倒産
ラスベガスの高級感と優雅さに欠け、カネだけの博打場は限界があった マカオは旧ポルトガル植民地。19... ラスベガスの高級感と優雅さに欠け、カネだけの博打場は限界があった マカオは旧ポルトガル植民地。1999年に中国に返還されたが、爾後、なにが一番変わったか? 唯一の産業=博打ビジネスが以前より繁盛し、本場ラスベガスから大手三社が殴り込み、そして、大不況の到来とともに米系一社が倒産し、それでも二十四時間不夜城のマカオの博打場は盛業を極めていることだ。 マカオにはれっきとした独自通貨がある。 旧植民地時代からのマカオ・パカタである。香港ドルとほぼ等価。ところが、マカオで、この独自通貨にお目にかかるのは稀、殆どが人民元か、香港ドルで決済されている。ホテルは米ドル建てか、香港ドル建てだ。 2004年頃までは香港ドルが圧倒的に優位だった。人民元優位に転倒がおこったのは05年以後で、いまではマカオ中のホテルでもレストランでも人民元の天下となった。香港もそうである。香港とマカオは「人民元合衆国」の一員と名
2009/06/11 リンク