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死んだら古墳に入りたい、と妻は言った
「古墳がいいな」 と妻がボソッと呟いたのは、だいぶ前のタモリ倶楽部の録画で埼玉の古墳の回を見ていた... 「古墳がいいな」 と妻がボソッと呟いたのは、だいぶ前のタモリ倶楽部の録画で埼玉の古墳の回を見ていたときだ。 「なにが?」 「死んだら古墳に埋めてほしいなって」 妻も私も、有り体な言い方をすれば実質的に天涯孤独の身だ。一族の墓とかはどこにあるのかも知らないし、わかったところで一緒に入りたいという気持ちもない。 「まだ先のことだけどなあ。子どもたちもいるし、うちらが入る墓を新しく作るとかもあるのかなあ」 慎重に言葉を選ぶ。 「違うの。墓地って寂しいじゃない。普段誰も来ないし。花だって切り花でしょ。そうじゃなくて、共同で埋葬してもらえて、上には花が咲いてて、墓石とかはなくて、普段は子供が走り回って遊べて、お盆にはそこでお祭りをやるような、そういう古墳を作ればいいのに、って思ったの。」 一気にまくしたてられて面食らう。うまくイメージが共有できてない感がある。 「そういうのってもうあるのかな。調べて
2017/03/22 リンク