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物差しが壊れた日
今は持ち歩いていないが、小中学生の頃は、いつもの物差しを持ち歩いていた。 少し古い竹の物差し、プラ... 今は持ち歩いていないが、小中学生の頃は、いつもの物差しを持ち歩いていた。 少し古い竹の物差し、プラスチックの折り畳みで、広げると大きくなる物差し。ステンレスの物差しもあれば、紙の物差しもあった。 僕はプラスチックの折り畳みの物差しで、よく大きく広げて遊んでいた。コンパクトでかつ長く計れる。筆箱サイズで30㎝まで測れてしまうのが楽しくて、何度も広げたり閉じたりした。 人の価値観というものも、いうなれば物差しみたいなものだろう。物差しで人を測るだとか、慣用句でもよくつかわれる。 現実の物差しと同じように、全て同じ規格で出来ているようで、どれも微妙に、状態によって差は出てくる。 それでも、その物差しで人を測るのは楽しい。優劣をつけて、自分と他人の長さを比べて、自分を追い立てたり、悦に浸ったりしていた。 そんな人を測る物差しが、中学2年生の頃に壊れた。精神病にかかり、毎日が反吐の中でもがくだけで通