限界メンヘラ彼女と別れて三ヶ月経つが涙が止まらない

夏が始まる前に彼女と別れた 夏が終わったから思い出すのか 男の特有の記憶の美化が始まったから思い出すのか 確かに彼女は楽しくて頭のいい子だった 彼女の家族関係のギクシャクを見るに耐えかねて 同棲を始めた そこからおかしくなった彼女 ついでにウイルスで社会もおかしくなった 家に幽閉されても問題がない自分と ストレスが溜まり続ける彼女 彼女を守りたかった それからは生活基盤が彼女だった それは悪いことではなかった 楽しければね 自分なりには様々な手法、手数で彼女に尽くした 気づいた時には朝からコーヒーとお弁当作り 彼女が出かけるのを見届け、 雨の日には一緒に職場まで歩いた ただなにかのバランスが崩れたらおわりだった 夜中には大声で喧嘩し、物にあたり物が壊れる 同調してしまい自分のバランスも失った 四六時中彼女の相手をして 何が自分をそうさせてるのがわからなくなったときに 目的、彼女を守る意義を