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レイシズムと弱い父 - Arisanのノート
今年の読書の中で、とくに記憶に残っているのは、ジャン・ジュネの戦後の作品の翻訳を続けざまに読んだ... 今年の読書の中で、とくに記憶に残っているのは、ジャン・ジュネの戦後の作品の翻訳を続けざまに読んだことだ。 『シャティーラの四時間』、『アルベルト・ジャコメッティのアトリエ』、『恋する虜』、それに『公然たる敵』という諸作品である。 これらはいずれも、汲み尽せない豊かさと深さ、繊細さ、だが同時に激しさに満ちた書物だが、なかでも『恋する虜』は、僕にとっては10年以上前にベンヤミンの著作を読みふけったとき以来の、耽溺した読書体験になった。 ところで、この作品は多分20世紀後半における、もっとも重要な文学的・政治的な記録だと思うが、そのなかでも、他の箇所とは異なる質の衝撃を受けた一節がある。それは、手元にある94年出版の人文書院の本(鵜飼哲 海老坂武訳)でいうと328ページ、ベイルートを爆撃したイスラエル空軍の兵士の台詞として創作された、次のようなおぞましい言葉だ。 「武器ってやつは本当に恐ろしい。
2012/12/23 リンク