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草間彌生の色彩はいかに多様なのか。草間彌生美術館で見るその変遷
草間彌生の色彩はいかに多様なのか。草間彌生美術館で見るその変遷東京・新宿区の草間彌生美術館で「幻... 草間彌生の色彩はいかに多様なのか。草間彌生美術館で見るその変遷東京・新宿区の草間彌生美術館で「幻の色」が開幕。本展は、草間彌生の色彩表現の変遷に迫る展覧会となっている。会期は2024年3月24日まで。 文・撮影=橋爪勇介(ウェブ版「美術手帖」編集長) 展示風景より © YAYOI KUSAMA 草間彌生の作品における大きな魅力のひとつ。それは独特の「色彩」だろう。《南瓜》に代表されるような鮮やかな黄や赤の組み合わせがその典型として思い浮かぶが、じつは草間の色彩表現は画業において大きく変遷を続けてきた。それをたどろうとするのが、草間彌生美術館で開幕した「幻の色」(2024年3月24日まで)だ。 本展では、初期から現在に至るまでの代表的なシリーズを一堂に展覧することで、その画業における特徴的な色彩表現を通覧することが可能となっている。 エントランスには、一気に鑑賞者を引き込むような、蛍光ピンク
2023/12/10 リンク