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JR東海に見限られた川崎重工…新幹線技術を中国に流出、手抜き製造で台車亀裂事故 | ビジネスジャーナル
昨年12月、JR西日本の博多発東京行きの新幹線のぞみの台車で亀裂が見つかった。脱線など大惨事につなが... 昨年12月、JR西日本の博多発東京行きの新幹線のぞみの台車で亀裂が見つかった。脱線など大惨事につながりかねない「重大インシデント」(国の運輸安全委員会が認定)の原因は、メーカーの川崎重工業の製造過程の手抜きにあった。 川崎重工は2月28日、台車枠の製造過程で底部を不正に削り、鋼材の板厚がもっとも薄い箇所では、標準の7ミリメートルを下回る4.7ミリメートルで、さらに溶接不良もあったと発表した。社内規定では、台車枠の鋼材は削る加工を原則禁じているが、川崎重工の品質管理部門がこのルールを徹底させず、実際に製造を担当していた40人の従業員は社内規定を知らなかった。 JR西日本は2007~10年に川崎重工から台車303台を購入したが、このうち基準を下回る台車が100台あった。またJR東海が05~12年に130台購入したもののうち、46台が基準を満たしていなかった。 JR東海は、不備のあった川崎重工製
2022/12/24 リンク