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デザインタイドの終わりについて考えたこと | これ、誰がデザインしたの?
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デザインタイドの終わりについて考えたこと | これ、誰がデザインしたの?
ライター渡部のほうです。 すでに読者の皆さんならご存じのことだとは思うが、4月3日、デザインタイドト... ライター渡部のほうです。 すでに読者の皆さんならご存じのことだとは思うが、4月3日、デザインタイドトーキョーのメールニュースが届いたので、この時期山ほど届く、4月半ばに行われるミラノサローネでの展示参加のお知らせかしらん、と軽い気持ちで開けて見たところ、 「2012年の会期を最後に解散することとなりました。」 というお知らせだった。 このお別れの挨拶は「デザインイベント」という1つの文化、長い目で見ればブーム、の終わりを告げるものである。 大概の場合、1つの文化が終焉するのは自然消滅するのだが、こうしたきちんとしたステートメントで締めてくれたことは、私のような伝える媒体の立場の人間としてはありがたいし、立派だと思う。 メールニュースの言葉をもう少し引用しよう。 「90年代後期から始まったデザインイベントの継続によって、 人々の生活にデザインというものが浸透する状況が培われました。 それに伴