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アグネス・ザッパー「愛の一家」 - 現代児童文学
国内外の現代児童文学史や現代児童文学論についての考察や論文及び作品論や創作や参考文献を、できれば... 国内外の現代児童文学史や現代児童文学論についての考察や論文及び作品論や創作や参考文献を、できれば毎日記載します。 1907年にドイツで書かれた児童文学の古典のひとつです。 2011年に出た完訳版で、約五十年ぶりに読んでみました。 私が1960年代の初めにこの本を読んだのは、姉たちのために毎月家で購入していた講談社版の少年少女世界文学全集のある巻に収められていたからです。 おそらく抄訳だったのでしょうが、今回読んでみて知らないエピソードが出てこなかったので、かなり良心的なものだったのでしょう。 そういえば、同じ全集に入っていたケストナーの「飛ぶ教室」「点子ちゃんとアントン」「エーミールと軽業師(ケストナー少年文学全集では「エーミールと三人のふたご」というタイトルになっています)」の巻(幸運にもまるまる一巻がすべてケストナー作品でした)は私の子ども時代の最愛の本でしたが、大学生になって真っ先に
2020/01/22 リンク