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火星のタイム・スリップ - アブソリュート・エゴ・レビュー
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火星のタイム・スリップ - アブソリュート・エゴ・レビュー
『火星のタイム・スリップ』 フィリップ・K・ディック ☆☆☆★ 大昔、多分中学生か高校生の頃読んだ... 『火星のタイム・スリップ』 フィリップ・K・ディック ☆☆☆★ 大昔、多分中学生か高校生の頃読んだことのあるディック本を再読。ディックの傑作には必ず名前が挙がる本書で、川又千秋は解説で「SFのベスト5であれベスト3であれ自分は必ず本書を挙げてきた、ベスト1と言われれば悩んだあげくにやはり本書を挙げるだろう」とまで絶賛しているが、個人的にはそこまで好きではない。あまりに悪夢的で重苦しく、私がディックのもう一つの魅力であると考えるスラップスティックな軽みがまったく見られないからである。ディックは作品によっては数え切れないほど読み返しているけれども、これはまだ二回しか読んでいないのもそのためだ。 タイトルから分かるように火星を舞台にした純然たるSFである。一部の地球人たちが新たなフロンティアとして火星に移住する時代のお話(といっても年代は1990年代である)。慢性の水不足に悩む火星移民たちは