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臥龍山解体 - A Moveable Feast
市立図書館の3階に中上健次資料収集室ができていて、資料散逸を防ぐため収集と保存の活動をしている。... 市立図書館の3階に中上健次資料収集室ができていて、資料散逸を防ぐため収集と保存の活動をしている。連絡を入れると、担当の方から、詳しく説明してもらえるとのことであったので、そこに出かけて行って、小1時間、Yさんに一対一でお話を伺った。 もともと新宮市は、細長い臥龍山と呼ばれた丘陵地帯により、山側の旧市街の新宮と海側の熊野地に分かれていた。路地はそのどちらにも属さない春日という非差別で、臥龍山とJR紀勢線に挟まれたごく狭い地域であった。昭和38年頃より、その臥龍山の解体作業が始まり、平地化が押し進められた。もとの尾根筋に広い中央通りが走り、春日1丁目には市役所が建った。70年代後半には、春日の老朽家屋は、市の推進事業により、2階建ての改善住宅に建て変わり、最後に残った裏山も完全に切り崩された。 中上のほとんどの小説の舞台であった路地は、完全に消滅したのである。わずか15年前のことなのに、中上の