長期の家計調査・消費の割合が急低下した訳 - 経済を良くするって、どうすれば

「豊かな社会になると、お金が好きになって、あまり消費をしなくなる」として、長期停滞の理由に擬せられたりするが、長期の家計調査を眺めると、それはちょっと違うということになる。確かに、食料消費に充てる割合は減少してきたが、それ以外の非食料消費の割合は、50年間に渡って、ほぼ一定だったからだ。それを覆し、消費の割合を急低下させたのは、アベノミクスになってからである。 ……… 下図で分かるように、食料消費の割合は、傾向的に低下していたが、1997年のハシモト緊縮財政の後、デフレの長期停滞に入ると下がらなくなった。他方、非食料消費の割合は、ほぼ一定である。残差の貯蓄は、むしろ、デフレになってからは減り気味だ。つまり、お金が好きになったから、長期停滞になったとは言いがたい。消費を減らしてお金を貯めるようになったのは、アベノミクスでのことだ。 「非食料消費が一定」というのは、赤羽隆夫が発見した非常に重要

[Elie]

日本の政治はほんと庶民に厳しい。。。逃げ切りたいだけなんだろうなぁという感想。

[hat_24ckg]

"いまや、賃金を上げても、3割を社会保険料で取られ、1割を所得税・住民税で、1割を消費税で抜かれる。好循環を回さない構造に改革したのがアベノミクスだった" 財政緊縮が誤り。国債増発する財政拡大に舵をきるべき。

[mur2]

余剰資金転がして儲けただけの人が利益の2割しか徴税されず、真面目に働く人が重い税負担を強いられるっていうのが今の日本。自分はここ1ヶ月間絶好調で手取りの4倍株で儲けたが、金融所得への増税には完全に賛成。

[maturi]

それはそれとして過剰貯蓄過少消費=デフレは貨幣現象。何もかも日銀のせいであると言えます

[bloglider]

"3割を社会保険料で取られ、1割を所得税・住民税で、1割を消費税で抜かれる。好循環を回さない構造に改革したのがアベノミクスだった。しかも、勤労者世帯は50%強に過ぎず"という現状が、世間では認識されて無いのかも

[haru-k]

アベノミクスは、異次元緩和による円安によって、輸出とそれに向けた設備投資を増やすとともに、輸入物価高と消費増税で徹底的に消費を抑圧／泣きたい気持ちになる。暗い未来から逃げ切れない。

[deztecjp]

「所定のインフレ率になるまで際限なく」政府貨幣で国債償還を進めて、債務残高を圧縮してほしいのに、増税、増税で「何やってるんだ」感。国債原資の財政拡大では、「将来不安」が解消されないと思う。

[kaikaji]

"アベノミクスは異次元緩和による円安によって輸出とそれに向けた設備投資を増やすとともに輸入物価高と消費増税で徹底的に消費を抑圧した。その結果が50年に渡って続いていた「法則」の捻じ曲げだった"