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高校授業料無償化の所得制限について考える。ペイアズユーゴー原則を教育現場に持ち込むべからず - 細野豪志ブログ
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高校授業料無償化の所得制限について考える。ペイアズユーゴー原則を教育現場に持ち込むべからず - 細野豪志ブログ
文科委員会での質問が終わりました。高校授業料無償化に所得制限をもうける法案についてです。質疑後に... 文科委員会での質問が終わりました。高校授業料無償化に所得制限をもうける法案についてです。質疑後に法案は可決されました。高校生の学びを社会が支える仕組みが崩れるのは残念です。 私が問題にしたのは、年収910万円以上(上から2割)の世帯の子どもに充てていた予算を削り、今後は授業料を有料にして、その削った分を年収250万円以下(下から12%)の世帯の子どもに回し、今までの分に上乗せして支給するという仕組み。高校生にもなれば本人は分かりますので、クラスの中で階級ができてしまう懸念があります。低所得者対策には賛成ですが、財源は新たに確保すべきです。ペイアズユーゴー原則は国家の論理。学校に持ち込むべきものではありません。 もう一つは、前年の所得で判断するので、親の失業や死別などの新たな事情が生じた場合に、対応できるか定かでない問題です。学校の設置者である都道府県が判断するとのことですが、個人のリスクを