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小説家というのは自らの判断を差し控えるものだ。 - 林間教育通信(「東大式個別ゼミ」改め「シリウス英語個別塾」)
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村上春樹の『雑文集』というのをちょっと前に購入したが、ついついそのままにしておいていた。だが、読... 村上春樹の『雑文集』というのをちょっと前に購入したが、ついついそのままにしておいていた。だが、読み始めてみると、いきなり良質な、しかし新奇というよりはごくごく全うで普通の小説論が展開されていたのだ。ちょっと面食らった。もっと早く目を通しておくべきだった。 たしか『1Q84』などを発表する前の段階だと思うが、村上はよく物語の意義みたいなことを雑誌に書いていたはずだ。ここでは「小説とか何か」という質問に対して、ストレートに返答しているのだ。わかりやすいので、そのまま引用しておこう。 「小説家とは、多くを観察し、わずかしか判断を下さないことを生業とする人間です」(18頁)。 小説家の役割は、下すべき判断をもっとも魅惑的なかたちにして読者にそっと手渡すことにある。 (18頁) 良き物語を作るために小説家がなすべきことは、ごく簡単に言ってしまえば、結論を用意することではなく、仮説をただ丹念に積み重ね