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はらだたけひで『放浪の聖画家 ピロスマニ』 - Sightsong
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はらだたけひで『放浪の聖画家 ピロスマニ』 - Sightsong
はらだたけひで『放浪の聖画家 ピロスマニ』(集英社新書、2014年)を読む。 ニコ・ピロスマニ。19世紀... はらだたけひで『放浪の聖画家 ピロスマニ』(集英社新書、2014年)を読む。 ニコ・ピロスマニ。19世紀後半から20世紀初頭までを生きたグルジアの画家である。 その素朴かつ透徹した画風は、一度観ると魅せられ忘れられない。わたしももちろん以前から知っていたものの、なかなか実物に接する機会がなかった。そんなわけで、2008年に渋谷Bunkamuraで開かれた『青春のロシア・アヴァンギャルド』展において何点も目の当たりにできたことは嬉しかった。 本書の著者は、まさにピロスマニの絵に魅了され、グルジアにも足を運び、研究し続けてきた人である。美術の専門家ではなく、愛情を向けてきた人なのだ。それゆえに、作品のひとつひとつに入り込み、それらが描かれた背景やピロスマニの心情に思いを馳せることができるのだろう。これが滅法面白く、また興味深い。 絵だけに執着したピロスマニは、プライドが非常に高く、決して周囲と